私、干され時代すごく長かった。
22歳から風俗入り、37歳までブランクありつつ、約15年間も風俗嬢やってきたけど。
実際に売れてたのなんて、ほんの2年間ぐらいだし、13年も売れなかった悲しいやつだった。
13年目でやっと売れるなんて、何も言えなくて・・・夏の、ロックバンドJ-WALKさんみたい!
ちなみに若さありきのプチブレイクは、ちょっとだけあった。
前回と少しかぶってしまうけど、簡単に風俗歴を振り返ってみる。
1、茨城デリヘル(本番強制だし、店長には食われるし干されるし、初っ端から散々な店だった!)
2、東京チャットモデル(お客さんとれるよう頑張ったけどダメで、結局干されたので辞めた)
3、都内箱ヘル(若いから稼げたけど、店長と店がブラックだったので逃げるように辞めた)
4、都内ソープ(最年少で稼げたけど、お局のイジメと多忙ゆえ精神的に壊れたので辞めた)
5、都内ソープ(店長に食われたり趣味講習、お客さんが減ってきて辞めた)
6、都内ピンサロ(不衛生で病気が怖いのと、店長が怖かったので辞めた)
7、企画物AV(絡みあり、なしの両方やった。絡みなしのが面白かった)
8、吉原ソープ(そこそこ稼げたけど、同僚の女にいじめられ、その上に干されて辞めた)
9、都内ソープ(最初は稼げたけど、途中から店長の趣味講習が生で気持ち悪くて辞めた)
10、都内箱ヘル(そこそこ稼げたけど、客層が悪いので辞めた)
11、吉原ソープ(最初は出戻り大歓迎で稼げたけど、同僚とトラブって辞めた)
12、池袋ホテヘル(客層が悪すぎ、本番強要がひどすぎて辞めた)
13、都内ソープ(出戻り大歓迎で、最初から最後まで大ブレイク。ひと花咲かせて寿退社)
これに一日体験とか加わると恐らく20くらいになるね。転職多いなぁ~。
干された時期が長かったから、どうすれば売れるのか最初は全然わからなかった。
もともとモテない人間だったから、男心とかまるでわかってなかったのよね。
最後の最後で、ようやく満員御礼の予約完売になれたのは。
やはり、売れっ子さんたちの講習とセミナー、勉強会のおかげだと思ってる。
ちなみにフリーの講習員は偽ナンバーワンとか自称も多いので、そこはよく見極めたいところ。
バカ高い講習代をとるフリー講習員は、逆に学べるものが少なかった。
私は要領が悪かったから、お客さんにも店の人にも媚びることができなかった。
風俗の世界って、まず店長やお店の人に気に入られないと話にならないもんね。
面接の時点で気に入られても、店長やスタッフが変われば干され対象になることもある。
勝てば官軍とはよく言ったもので、稼げたりお客さんもってれば、そんなに文句は言われないけど。
ただ、ごくたまに傍若無人な店長に当たるとナンバー上位でも平気でクビきるから怖いよね。
理不尽だなぁと思いつつ、そんな店長がいる所なんか遅かれ早かれダメになるからクビきられて正解かも。
風俗の世界は凄く独特で、とても楽しく働けたんだけど戻ることは恐らくない。
もしあるとしたら、何かしらの理由で窮地に追い込まれた時だけだと思う。
干されたり一人もお客さんつかないと、自分の存在を全否定されたようなミジメな気持ちになるよね。
だけど、そこで腐らず、いかに学んで自分の血肉に変えてくか。戦略的に戦えるようになるか。
そこが干されたまま終わるか、最終的に推されるようになるかの変わり目なのかなって身をもって痛感した。
私はモテない売れないバカから始まったけど、最後は最愛の人と寿退社できたから良かった!
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