先日、元セフレと会った。
本当は3人で会うはずが、一人は仕事が入ってしまい来れないとのこと。
さて、困ったぞ。元セフレとカラオケ、密室空間で二人きり。
ドタキャンされた訳ではなかったので、考える猶予はあった。
別日にリスケジュールすることだって出来た。
だけどカラオケ行って、久々に歌いたかった。
妻子持ちの元セフレの近況も聞いてみたかった。
私は脳内で、当日の直前までイメトレした。
もし、やることになったらカラオケボックスの室内かトイレ。
だけどカラオケで働いたことある経験から、ヤリ部屋にするのは美学に反する。
トイレでやるにしても狭いし、非常に不衛生。しかもゴムもない。
やる前提で妄想するのは楽しかったが、私には旦那様への愛と理性が強くあった。
すでに旦那様と戦友ちゃんと、尊敬する先生には事前に報告済みだ。
「元セフレに会うけど、大丈夫だよ。絶対やんない!間違いは起きないよ!」
私は、これを何としてでも有言実行したかった。
以前は冬に会った元セフレ。そんなに変わりはない。
私が妊活でお金がかかってることを知ってて、コンビニでおやつや軽食をおごってくれた。
その優しさがとてもありがたかったけど、私は警戒心を緩めなかった。考えすぎかな?
そのカラオケはセルフサービスのドリンクバーだったので、何かを頼まない限り店員さんは一切、中に入ってこない。
ヤリ部屋になりそうだねーとか下ネタとエロネタで盛り上がったけど、適度な距離を保っていたおかげで、エロイベントは一切おきなかった。
最初に釘をさしておいたのも、良かったのかもしれない。
「旦那さんに今日は元セフレと会うけど大丈夫だよ、間違い起きないから!そう言ってきた」
元セフレは笑っていた。
自分も私に会う前、ソープに行ってきたと。
賢者タイムなら、話が早い。
あやしい雰囲気にならなくて、本当に良かったと思う。
ちょうど体外受精の前の大事な時期だったって言うのも大きかったと思う。
どっちの子かわからないなんてことになったら、目も当てられない悲劇だもの。
そもそも私が元セフレのこと好きだったのは、最初だけだったんだなって改めて気づいた。
別に体の相性が合うから続いていたのではなく、よくよく考えてみたら惰性だった。ダッセー!
別れる、やめるタイミングを逃してしまってズルズル続いてしまった、よくあるパターンだった。
だけど、今日実際に会ってみてわかった。
もう私は元セフレを男として、オスとして見ていない。
今の私は、旦那様専属の女なのだ。
キッパリとセフレ関係を清算するまで、すごく長かったなぁ。
17年も、かかってしまった。
元セフレを切れなかったのは、私の弱さと甘さだと思う。
元セフレをはじめ元カレたちもクズばかり引き寄せていたのは、私自身もクズだったから。
だけど、旦那様のために今後はクズじゃない自分になりたい。
結婚して、本当の愛を知れて良かったと思った。
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